Quick Homepage Maker is easy, simple, pretty Website Building System

My Blog/2013-02-10

Top / My Blog / 2013-02-10

Tag: Dance with the wind~風と共に舞い降りぬ 2/10Select song by Dust in the Wind/Kansas

Dance with the wind~風と共に舞い降りぬ

レーザー照射をやった、やらないでまた中国とひと悶着あるようですが、中国が及ぼす大気汚染も大変な被害を蒙ろうとしている。特に私の住む西日本では偏西風にのりかなりの量のPM2.5超微粒子が飛来してきている。黄砂より性質が悪いのは言うまでもないでしょう。時々映像で見る中国の大気汚染の現状はまるで街がグレーの埃のカーテンに覆われているような感じです。

画像の説明

中国では既に深刻化している微粒子状物質「PM2・5」による大気汚染は、日本各地でも徐々に観測され始めている。 北西の季節風が強まった7日、関東各地でもPM2・5が観測されたという。 蔵王では樹氷の中に含まれていたことを確認したとの情報もある。「PM2・5」のPMは「Particulate Matter」という英語の略で、「粒子状の物質」を意味する。 2・5は「直径2・5マイクロメートル以下(1マイクロは100万分の1)」を表し、大気中に漂う微粒子の中でもとりわけ極小な物質だ。簡単に言うと、直径2.5マイクロメートル以下の超微粒子の総称です。

気管や肺胞の奥深くに侵入し、ぜんそくや気管支炎、大量に吸い込むことで肺がんを引き起こす可能性があるなどの健康被害を引き起こす懸念が指摘されている。

その小ささは、高機能ではない通常のマスクも通してしまうほど。私たちが作業時に使う防塵マスクが飛ぶように売れているらしい。でもあんなごついもの日頃から付けて街を歩けやしないしね。
レーダー照射だけじゃない。中国発の“脅威”が日本国内で急激に拡大している。

中国誌「財経」の最新号は「大気汚染は約30万人の都市住民の早死にをもたらす」という研究結果を発表した。PM2.5の濃度が死亡率と密接に関係しているとされるため、中国では粉塵(ふんじん)防護用のマスクや空気清浄機が飛ぶように売れている。このPM2.5が偏西風に乗り、日本列島にも大量に飛来。

画像の説明

おかげで、1月下旬から、九州など西日本全域でPM2.5の数値が国の基準値(35マイクログラム)を上回ったことで、「大丈夫なのか?」と、不安にかられた住民から自治体や環境省に問い合わせが殺到しちょっとしたパニックになっているらしい。

政府は「ただちに人体に影響はない」とか言うのだろうが、大気汚染で30万人が早死にすると言われて、安穏としてはいられない。いっそ、中国向けのODAを大気汚染対策に使うべきだという声も出始めている。
東日本は原発で西日本はPM2.5で汚染されるという構図もリアルに描かれる今、レーザー照射がどうのこうの問題より遥かに国民に影響がある次元の高い問題だと思う。

それでは今夜は環境問題に触れたので、埃にまつわる詩をご紹介しましょう。
この世の中どんなに頑張っても最後に残るモノなど何もないってこと・・・と圧倒的な虚無感が感じられる詩。しかしこれは裏がえせばそんな世の中ちゅうもんを良く理解して自分なりに価値のある人生を送ろうじゃないかという自分自身への讃歌を第三者のリスナーにも問いかけている。私もそのひとりだが、当時共感を抱いた若者も多いはず。お陰でこの詩は彼らを代表する大ヒットとなった。

画像の説明

1977年、ロックが産業化し産業ロックと呼ばれ始めた頃、ボストン、ジャーニー、TOTOと共にアメリカンロック産業を牽引した KANSASの詩で1977年リリース5thアルバムPoint of know returnより“Dust in the Wind”

Dust In The Wind

Written by Kerry Livgren (Kansas)

I close my eyes
Only for a moment and the moment's gone
All my dreams
Pass before my eyes a curiosity
Dust in the wind
All they are is dust in the wind
 
Same old song
Just a drop of water in an endless sea
All we do
Crumbles to the ground, though we refuse to see
Dust in the wind
All we are is dust in the wind, oh
 
Now, don't hang on
Nothing lasts forever but the Earth and sky
It slips away
And all your money won't another minute buy
Dust in the wind
All we are is dust in the wind (all we are is dust in the wind)
Dust in the wind (everything is dust in the wind)
Everything is dust in the wind
The wind

Dust In The Wind

訳 詩 yasushi haruno

瞼を閉じた
僅かな一瞬だけでも時は過ぎ去ってゆく
僕のすべての夢は
実現する前に好奇心というフイルターの前を通り過ぎてしまう
風の中の埃
すべては風の中の埃のようなもの

いつも聴いているの懐かしい愛しの歌
それさえ無限大に広がるこの海原のほんのひとしずくの水にすぎないような音
私たちがしていることはすべて
見たくもないと拒んでも こなごなになり大地に消え去ってゆく
風の中の埃
私たちは皆 風の中の埃なのだ ただそれだけ
 
先の事や廻りの事を考えず ガムシャラにがんばるのはやめよう
大地と空以外には 永遠に残るものなどないのだから
時はいつか過ぎ去ってしまうもの
有金すべてをつぎ込んでみても 時間をただの1分でさえ買い足すことはできない

風の中の埃
私たちは皆 風の中の
風の中の埃 
すべては吹けば飛ぶような風の中の埃だ
風の中の

youtubeオリジナル音源↓

http://www.youtube.com/watch?v=1Dj7p3h03qQ

http://www.youtube.com/watch?v=1qxSwJC3Ly0



コメント

  • 確かに何やってもダメで何も残らないじゃんっていつも感じてる。でもそれを糧に生きて行けって事ですね。いい詩です。共鳴できます。いつもありがとうyasushiさん。 -- yu 2013-02-10 (日) 18:21:36
  • 確かにPM2.5は超微粒子だから脅威ですね。これも中国の武器とさえ言えます。
    Dust in the wind いい詩ですね~本音で綴った詩は胸を突きます。
    シンプルな曲調もいいです。 -- kouji 2013-02-10 (日) 20:32:50
  • いい訳詩だ。虚無感に満ちた若者のありのままの姿を投影しだからこそ1瞬を大事に生きていくことを説くのではなくそうあるべきじゃないのかと問いかけている。自分自身へもリスナーにも確信の持てないまま苦悩している詩だからこそ人は共感を感じるのだ。 -- ムシャノコウジ 2013-02-10 (日) 20:42:25
  • PM2.5なんだか眼に見えない不気味な存在。環境汚染。40年前の日本の姿だと言う年配者も多い。高度経済成長に環境配備が追いつかないのが現実なのだろう。 -- 縄文原人 2013-02-11 (月) 00:11:16
  • ちなみにPM2.5は北九州や広島、大阪や東京、仙台や東海の工業地帯でも35マイクログラムを超えている地域がある。
    今に始まった事でもなく、西日本だけが危険という訳でもないのに何故、今になって大騒ぎするのでしょうか。
    私は福島第一による国内の放射能汚染から目を背けさせる為に利用されはしないかと予想していたが、予想通りだった。

    マスコミは「西日本が危ない」と「西」を限定した論調で報道している。
    「日本中何処にいても危険」という意識を植え付け、PM2.5を悪玉にする事で自国の汚染意識を薄らいで行かせるのが目的だろう。
    ネットでは「中国に賠償させろ」等と過激な言葉も舞っているが、日本はアラスカ、ロシア、カナダや米国の西海岸を膨大に汚染させている。日本も世界から叩かれることをやっているのが現状。 -- マカダミアンシュリンプ 2013-02-11 (月) 15:55:43
  • GOOD JOB!! -- マフィン 2013-02-11 (月) 21:34:50
  • カンサス~懐かしいね~アメリカンハードプログレの代表格。スティックスやボストンと共に活躍したよな、70年代中期~80年代初頭に。
    ロックが産業化されて音が物凄く分厚く造られた音みたいなきらいは少し感じたけど今思えばオーバープロディユースされたアーティストも可哀想な存在。自分達の出したい音ではなく売れる音にかえられるケースも多々あった。

    カンサスは自分達の主張は押し通したグループ。中々いい音を出していた。 -- ホットチョコレート 2013-02-13 (水) 01:06:58
  • このグループは曲作りの巧みさがある。それを、より強めPOP色の方向に傾いた作品なのでアルバム通して聴きやすい。
    アルバムはハードな曲が多くその曲群の後に「DUSUT IN THE WIND」が来るのでとても印象的だ。

    刹那さは残るが人生など思い通りに行かないものだ。我々は皆、風の中の塵のようにどこへでもいつでも消えてなくなるモノを掴もうとしている。 -- トロイメロイ 2013-02-14 (木) 01:28:33
  • 世界感が変わるような膨大なアメリカ大陸の匂いがぷんぷんする作品。この広大な大地と空、海の中で人間ってのはほんとにちっぽけで愚劣な生き物であることを実感しながら生きていく事だ。 -- mainman 2013-02-14 (木) 20:52:59
  • 中国の大気汚染はとどまることを知らない。大気汚染だけではないけどな~あの国は。
    変に大きく成りすぎた感が強い。

    この詩は時々耳にしてましたね。以前はよくオンエアーされてました。人間なんて所詮ちっぽけで儚い生き物というこよかな。 -- 天然アロイ 2013-02-15 (金) 23:51:15
  • シンプルな詩ほど心に響きます。 -- ももこ 2013-02-16 (土) 15:43:08
  • 中国からは黄砂やらいろんなものが風に乗って飛んでくるよね~韓国、北朝鮮からは海の潮の流れでいろんなものが漂流してくるし。

    でも今この2つの国に経済で泡くってる日本ってのが現状。このまま終わるのかよ~ -- ソドム 2013-02-16 (土) 18:42:48
  • 中国大陸からはぎょうさん迷惑なものがやってきよる。あんだけの広大な土地に膨大な人の数や、汚染物や廃棄物も半端やおまへんで~
    今の段階ではどないもなりまへんやろ~

    カンサスな~ほんまなつかしい詩でんな。わてもよう~アルペジオで真似しましたが、長髭のおっさんが弾くバイオリンのソロがええ味出してますがな。 -- こうたろう 2013-02-16 (土) 20:36:49
  • 素敵な詩です。 -- れいん 2013-02-16 (土) 20:37:44
  • 人間の考えること事態、ちっぽけで吹けば飛んでしまうようなモノに過ぎない~焦って人生ソンするなってか! -- れい 2013-02-20 (水) 22:33:01

認証コード(5899)

powered by Quick Homepage Maker 4.81
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional